矯正歯科におけるトータルフィーシステムについて
矯正歯科におけるトータルフィーシステムとは、
治療開始前に検査・診断を行い、治療終了までの費用を総額で提示する支払い方法です。
治療期間中の調整料や精密検査料、保定装置費用などを含めた総額が事前に分かるため、
治療計画や費用管理が立てやすく、経済的な負担を抑えながら矯正治療を受けることができます
トータルフィー制のメリット
- 治療費用の明確化
治療開始前に総額が提示されるため、治療期間中に追加料金が発生する心配がありません。
計画的に治療費用を準備することができ、経済的な負担を軽減できます。
- 治療計画の明確化
治療期間や使用する装置なども事前に決まっているため、治療計画が明確になります。
治療期間中に予定外の費用が発生する可能性が低いため、安心して治療に専念できます。
- 長期的な視点での治療が可能
治療期間中の費用が明確なため、長期的な視点で治療計画を立てることができます。
将来的な矯正治療の費用を計画的に準備したい方にもおすすめです。
トータルフィー制のデメリット
- 初期費用が高額になる場合がある
治療開始前に総額を支払う必要があるため、初期費用が高額になる場合があります。
当院では一括払いの他にも分割払いやデンタルローンの支払い方法にも対応しています。
- 治療期間の長短によって費用が変わらない
治療期間が当初の予定よりも長引いた場合も、早期に終わっても料金は変わりません。
事前に治療期間の目安を確認しておきましょう。
トータルフィー制とその他の支払い方法の比較
矯正歯科には、トータルフィー制以外にも、以下のような支払い方法があります。
- 月額制
毎月一定額を支払う方法です。初期費用を抑えることができ、毎月の支払い負担を軽減できます。ただし、治療期間が長引くと総額が高額になる場合があります。
- 処置別払い
毎回の診察や処置ごとに費用を支払う方法です。治療内容によって費用が変動するため、費用管理が難しい場合があります。
- ボーナス払い
ボーナス月にまとめて支払う方法です。初期費用を抑えることができ、毎月の支払い負担を軽減できます。ただし、ボーナス時期にまとまった資金が必要となります。
各支払い方法にはメリットとデメリットがあるため、自身の状況や希望に合った方法を選択することが大切です。
トータルフィー制を検討する際のポイント
トータルフィー制を検討する際には、以下の点に注意しましょう。
- 総額に含まれる内容を確認する
当院では、治療期間中の調整料や急患対応、アンカースクリューや保定装置等が含まれご安心して通院いただけます。
- 分割払いの可否を確認する
初期費用が高額になる場合、分割払いなどの支払い方法に対応しているかどうか確認しておきましょう。
- 複数の歯科医院で比較する
歯科医院によって様々な費用体系があるので、それぞれ大きく異なる場合があります。
複数の歯科医院で費用や内容を比較検討し、自分に合った歯科医院を選択しましょう。
まとめ
トータルフィー制は、治療費用の明確化や治療計画の明確化など、多くのメリットがあります。
一方、初期費用が高額になる場合があるなどのデメリットもあります。トータルフィー制を検討する際には、
メリットとデメリットを理解した上で、複数の歯科医院で比較検討することが大切です。